女子タクドラの独り言

人口37万人都市で頑張るタクシードライバー
個人タクシーを夢見る女のブログです

お世話になったY氏との別れ

空車になり、走り出すと、こっちをガン見してくるおじさんが立ってた


「わぁーYさんだ」

と、車を寄せ、外へ出る


Yさんは、某テレビ局の取材班の方で、私が新人の頃、たまたま無線でお迎えに行き、

「新人です」

と、挨拶をすると

『売上に協力しようか』ってな感じで、遠くへ行く取材には、連絡をくれた


日勤帯では絶対に出来ない営収を何度も経験させてくれた


一度、牛丼もご馳走になった(笑)


半年位経った頃か…

直電での取材の指名はNGだと指導を受けた

Yさんにもその事を伝え、私に乗ることはなくなった(そもそも女性ドライバーには取材は当たらないもの)


もうすぐ定年だという話を聞いていた


ずっと会えずにいた


やっと会えた

とっさに

「駅まで送りましょうか?」と


すでに定年を迎え、単身赴任から自宅へ戻られ、たまたま用事で来たその日に、偶然会え、今までの感謝を伝える事が出来た


降りる際、Yさんから握手を求めてきた

慌ててグローブをはずす


県内は県内だけど、もう二度と会えない気がするけど、

「また、会えそうな気がします」

と、伝えお別れした


タクシーは、いろんな出会いがある

そんな所も私は好きだ


今日は、メッチャ暇な1日だったけど、無事故で帰宅


明日からも頑張る、私!