女子タクドラの独り言

人口37万人都市で頑張るタクシードライバー
個人タクシーを夢見る女のブログです

指導官の教えは今も

入社後、10日程、新人研修があった

横乗り指導中、言われた事で、今でも心に残る教えがある


毎日の新聞代、コーヒーは、チップで買え

買えない日は、自分の接客が悪いのだと


その通りだと思う日もあれば、そうでない日もあるけど


他の仕事で、お客さんにお金を余分に頂く仕事なんてないと思うし、自分も余分に払う時もない

運転手の中には、10円なんて要らね~よと返す人もいる

私はとても有り難い、というか、貧乏臭いが、それがお客さんの気持ちと捉え、頂く


塵も積もればなんとやら


最初の1年で14万円貯まった


パーっと使って無くなっちゃったけど(笑)


頑張れ、ワタシ!

辞めるという選択

タクドラになれて、本当に楽しくて、毎日、地図を頭につめこんで、2年半位経った時、とんでもない事件が起きた


無線配車で向かったスーパー前

着くと座り込んでるおじいさんと介抱?しているおばあさん

この人達かぁ…嫌だなぁ…と思いながらも

「どうぞー」

ん?おじいさん一人乗る

あれ?おばあさん乗らない…

「お一人で乗られるの?」

『うん、頼むねー』

「…分かりました」

悲劇の始まりだった、酔っ払いだった

目的地を言われ発進

しばらくすると

『おい、Uターンしろ』と

いやいや、ここUターン出来ないし…

「お客さん、どちらへ行かれるんですか?」

『いいだ、オレの言う通りに行け』

後ろで騒ぎ出す

「何処に行かれるんですか?」ともう一度聞く

『うるせー行け』と。

あーもー嫌、手に負えない、怖い、無理…


近くのパチンコ屋の裏に止め、センターに電話、応援を頼む


車中に一緒にいるのが辛くなり、外で班長を待つ


男が降りてきた、近づいてくる

気持ち悪い

離れると

『何で、逃げるだー』と追いかけてくる


耐えられない


何分経ったか…かなりの時間に思えた


班長をみたら泣けてきた、怖かった

状況説明も泣きながらした

後は班長に任せて、その日は早退させてもらった


それからというもの、駅待機しても無線をもらっても怖くて仕方なかった


仕事も休み休みになった

半年そんな生活だった


仕事に出る為に起きる→涙が出てくる→休む

そんな繰り返し


彼氏に“仕事が出来ないなら辞めたら?”と


志なかばで退職する選択をした


そのおじいさん、有名な達の悪い常連客だったらしい


その時、私はまだ29才の世間知らずな女だった


今の私はちょっと大人になり強くなってます(笑)

タクドラになった訳

きっかけは、10年前

友達との飲み会後、タクシーで帰宅


当時、配達の仕事に飽きが来てた私

タクシー運転手とはなんぞやと聞いてみた


「運転が好きなら大丈夫だよ、ウチの会社においでよ」と


で、目的地のコンビニに到着

降りる時

「家はこの近く?大丈夫?」と、夜道を心配してくれた


なんと優しい運転手さんなんだと嬉しかった

一気にタクドラの世界へ

そして、そのタクシー会社へ入社


その優しい運転手さんと再会したが、うっすら記憶があるとかないとか(笑)